DESKTOPクライアントと設定ガイド

V2Ray Mac版v2rayN クライアントをダウンロード

デスクトップ版のインストール、サブスクリプションの取り込み、ルーティング設定を、OSの選択から接続確認まで手順に沿って解説します。

ソースコード公開Xray / V2Fly カーネルに対応日本語設定ガイド
プラットフォーム別
プラットフォーム
4
カーネルの種類
Xray / V2Fly
オープンソースライセンス
GPL-3.0 / MIT
CONFIGURATION / 01

設定機能と使い方

システムプロキシからトラフィックのルーティングまで、まず対象にする通信を決め、それに応じたクライアント機能を選びます。以下の例は設定の構造を示すものです。実際の設定では、クライアント画面と使用中のカーネルが対応する項目を確認してください。

ローカルリスナーとシステムプロキシを区別する

ローカルのSOCKSインバウンドは、アプリからのプロキシリクエストを受け付けます。一方、システムプロキシは、OSの設定に従うアプリをこのローカルポートへ誘導します。両者は別々の設定です。普段のブラウジングでは、まず「システムプロキシを自動設定」を有効にします。接続先によってプロキシ経由かどうかを変える場合は、PACモードを確認してください。ターミナルや個別にプロキシを指定したブラウザーは独自の設定を使うことがあるため、メニューバーの表示だけでは接続状況を判断できません。ページを開けない場合は、ローカルポート、システムプロキシの接続先、使用中のサーバーの状態を順に確認しましょう。ノードを何度も切り替えるより、原因を特定しやすくなります。

{
  "inbounds": [{
    "listen": "127.0.0.1",
    "port": 10808,
    "protocol": "socks",
    "settings": { "auth": "noauth" }
  }]
}

ルールやDNS、サブスクリプション管理を詳しく確認するには、応用設定ガイド →をご覧ください

PLATFORMS / 02

OSに合ったインストーラーを選ぶ

デスクトップではv2rayNを使用します。Androidでは、必要なカーネルに応じてv2rayNGまたはv2flyNGを選べます。まずOSとプロセッサーのアーキテクチャを確認してから、各プラットフォームのダウンロード情報をご覧ください。

どのビルドを選べばよいかわからない場合は、ダウンロードページでプラットフォーム別のインストーラー、アーキテクチャ、システム要件を確認できます。クライアント一覧を見る →

FIRST CONNECTION / 03

インストールから初回接続まで

まず通常のシステムプロキシモードでサーバーに接続し、その後でルーティング、DNS、TUNを調整します。一度に変更する設定の種類を一つに絞ると、接続結果を判断しやすくなります。

  1. 01

    インストールして設定を取り込む

    システムのアーキテクチャに合ったクライアントをインストールします。サブスクリプション設定にサービス提供元のURLを追加し、手動で更新して、サーバーが一覧に表示されたことを確認してください。単一の設定リンクを受け取った場合は、サブスクリプショングループではなく、クライアントのリンク取り込み機能を使います。

  2. 02

    サーバーとモードを選択する

    サーバーを選択して使用中の設定にし、カーネルを起動してシステムプロキシを有効にします。まず通常のプロキシモードで基本的な接続を確認しましょう。接続先ごとに通信を振り分ける場合は、ルーティング設定を開き、ルールの順序とアウトバウンドのタグを確認してください。

  3. 03

    接続を確認して問題を切り分ける

    システムプロキシに従うアプリから接続先にアクセスし、その後クライアントのログを確認します。接続できない場合は、サブスクリプションが更新済みか、サーバーを選択しているか、ローカルポートが正常に待ち受けているか、アプリがシステムプロキシ設定を参照しているかを順に確認してください。

詳しい設定ガイドを見る →

初回設定でよくある疑問

サーバーが一覧にあるのに接続できない?一覧に表示されているのは取り込みが成功したということです。サーバーを選択し、カーネルを起動して、システムプロキシの状態も確認してください。接続手順を見る →

ブラウザーは使えるのに、ターミナルから接続できない?ターミナルではプロキシ環境変数を別途設定する必要がある場合があります。まず、クライアントのローカル待ち受けポートに接続しているか確認してください。モードの説明を見る →

ルーティングを切り替えたら、一部のサイトが開けなくなった?ドメインルールの評価順、DNSの名前解決結果、対応するアウトバウンドを確認してください。まず直前の動作していた設定に戻し、一項目ずつ調整します。ルーティングガイドを見る →

OPEN SOURCE / 04

Project V、カーネル、クライアント

画面上の操作で設定を管理し、カーネルが接続を処理します。この役割分担を理解するとエラーログを読み解きやすくなり、クライアントの機能とプロトコルの対応範囲を混同せずに済みます。

Project Vのエコシステム

Project VはV2Rayのプロトコルと設定方式の基礎を築きました。その基礎をもとに、カーネルの実装、GUIクライアント、ルールデータなど、さまざまなプロジェクトが生まれています。技術的なつながりはありますが、個々のGUIクライアントの機能一覧がエコシステム全体の能力を示すわけではありません。設定ガイドを読むときは、クライアントの操作、カーネルのパラメーター、サーバーから提供された接続情報のどれを扱っているか確認しましょう。同じ用語でも指す階層が異なる場合があります。階層を整理してから設定を変更すれば、設定場所の誤りによるトラブルシューティングの手間を減らせます。

V2FlyとXray

V2FlyはV2Rayプロジェクトのカーネル保守を引き継ぎ、Xrayは関連エコシステムに属する別のカーネル系統です。どちらも接続処理を担いますが、対応するプロトコル、トランスポートの選択肢、設定項目は異なる場合があります。サーバー設定で特定の機能が必要な場合は、クライアントでの取り込み方法と、現在選択しているカーネルの両方を確認してください。設定の解析に失敗したら、エラーになった項目を記録し、該当カーネルの設定ガイドを参照しましょう。クライアント名だけで互換性を判断しないでください。複数のカーネルを選べるのは、実際の設定要件に合わせるためであり、同じ設定をすべての実装で自動的に使えるようにするものではありません。

3つのクライアントの特徴

v2rayNはWindows、macOS、Linuxのデスクトップ環境向けで、サーバー管理、サブスクリプションの更新、システムプロキシ、ルーティングをまとめて操作できます。Android向けのv2rayNGはXrayカーネルを使用し、v2flyNGはV2Flyカーネルを選びたい場合の選択肢です。3つともソースコードが公開されたプロジェクトですが、画面構成、更新頻度、対応機能はそれぞれ異なります。OSを確認したうえで、必要なカーネルと設定機能に合うものを選んでください。同じサブスクリプションを複数の端末で使う場合も、端末ごとにプロキシモードとローカルルールを確認する必要があります。

プロトコルとアップデートの範囲

各プロジェクトはオープンソースライセンスのもとで公開されています。具体的なライセンス条件は各プロジェクトの公開情報をご確認ください。エコシステムではGPL-3.0やMITなどのライセンスが使われています。クライアント、カーネル、ルールデータの更新はそれぞれ独立して進むことがあり、あるコンポーネントを更新しても、別のコンポーネントの動作が必ず変わるとは限りません。大きな設定変更の前に、動作中の設定を保存し、クライアント、カーネル、OSを記録しておきましょう。問題が発生した場合、こうした情報があれば「接続できない」という曖昧な説明より原因を特定しやすくなります。ダウンロードページには各プラットフォームへのリンクをまとめ、設定の詳細は応用ガイドでテーマ別に解説しています。

サブスクリプションのフィルタリング、DNS、FakeDNS、自作アウトバウンドを確認するには、応用ガイド →をご覧ください

TECHNICAL NOTES / 05

最近の技術ノート

起動エラー、ポートの競合、初回利用時の問題について、具体的な確認手順をまとめています。各記事では、再現可能な設定状況を一つ取り上げます。

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